新しくてノスタルジック! 香港オールドタウンセントラルの歩き方

見どころがつきない香港にあって、今一番アツいのが”オールド・タウン・セントラル”エリア。歴史を感じる寺院にインスタ映えする街並み、キュートなスイーツも。歩いて楽しめるスポットとともに、その魅力をご紹介します。

”オールド・タウン・セントラル”は、香港島のやや東のあたり。地下鉄「上環」と「中環」駅の間の一帯をさします。ここが今、とにかく面白い! その理由のひとつは、政府と民間団体が手を組んだ再開発。政府の施設だった建物をリノベーションしてアーティストに開放した〈PMQ〉をはじめ、ユニークなスポットが続々登場しているのです。インディペンデントなカフェやおしゃれなショップもたくさんある一方で、古い寺院や建物もちゃんと残っていて、写真を撮らずにはいられないほどフォトジェニック。

「百姓廟」は、その昔いわゆる無縁仏を祀っていたという歴史あるお寺。レスリー・チャンの恋人が、彼のためにここでお参りをしたという有名なエピソードも。天井からつるされているのは線香で、建物内は煙がもくもく。赤い紙には亡くなった人の名前や願い事を書くそうで、大きなものは燃えつきるのに二か月もかかるとか。香港式のおみくじをひくこともできます。

私たちが思い描く、香港っぽいマーケットも。九龍醤園(Kowloon Soy)は、1917年創業の醤油と味噌の専門店。名だたる老舗レストランもここの醤油を使っているとか。私もお土産にひとつゲットしました。

香港で最初に整備された道、ハリウッドロード(荷李活道)は、イギリス統治下時代、アンティークマーケットが開かれていた場所。今でもそのなごりで、アートギャラリーやアンティークショップなどが立ち並んでいます。

太平山街 (タイピンシャンストリート)界隈には、アーティスティックな花屋さん「TALLENSIA」や、雑貨が充実したヴィンテージショップ「InBetween」など、好感度なショップがたくさん。このエリアは「POHO」ともばれていて、おしゃれな人たちが集まることで有名。歩くほどに刺激を受けるストリートです。

実はこのエリア、今でこそ素敵ですが19世紀末から20世紀初頭、劣悪な住環境からペストが大流行。政府は一帯の家屋を取り壊し、焼き払うという強硬策で対応。その結果生まれたのが、香港初の公園「ト公花園」(ブレークガーデン)。立派なバニヤンツリーに圧倒されます。

美味しいモノもありますよ! こちらは香港一のエッグタルトと評判の「泰昌餅家」(Tai Cheong Bakery)。1954年創業で、香港ではじめてクッキー生地のエッグタルトを作った店として知られています。イギリス統治下時代は政府高官にも愛されたのだとか。ひとつ6HKD(約84円)!

こちらは香港式ジューススタンド「公利」。店頭で絞るサトウキビティー(Suger Cane Tea/13HKD)が有名で、私もそちらをいただきました。漢方ジュースも色々あって、メニューには「滑腸作用」とか「清熱解毒」だとか、中国語が読めなくてもなんとなくわかる効能が。もちろん美味しいけれど、なによりもその雰囲気を楽しみたいお店です。

こちらは石畳が敷かれたポッティンガーストリート(砵典乍街)。由来は香港最初の総督であるヘンリー・ポッティンガーで、1858年に名づけられました。石畳は段差が不均等なのですが、それも味。通り沿いにはウィッグやアクセサリーなどを扱う露天やショップが。インスタ映えするので、オールド・タウン・セントラルを歩くなら必ず訪れたいところ。

新旧の魅力を一度に味わえる”オールド・タウン・セントラル”。次の香港旅のプランに、ぜひ。

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